日時:H26年8月2日(土) 10時~16時半 場所:長岡京市生涯学習センター(バンビオ) 参加者:32名(京都雅未生会・翔春会・自由参加者(他流を含む))、聴講者1名 今月の花材:2種
蓮(茶碗蓮、ちゃわんはす);2花9葉(撞木葉等含む)
太藺(ふとい)25本、杜若2花、河骨(こうほね)2花
まず午前中に講師による花材やいけ方、いける心構えなど、加えて蓮の出生や、寄せいけ、分離型、魚道分けなどについての説明を行いました。 その後、参考花として上記二種を、蓮と河骨は水揚げから解説付きの実演を講師が行い、午後の実習へと続きます。なお、蓮は二花七葉と一花一葉横姿に浮葉、太藺杜若河骨の三種は寄せいけです。 蓮は参加者2人一組で水揚げすることから始まり、和気藹々の雰囲気の中にも緊張感が感じられました。蓮は、ほとんどの参加者が参考花と同じ二花七葉でしたが、三種は、意欲的に分離型に挑戦する人も多く、色んな作品に接する事が出来たような気がします。 蓮や河骨などの水物三種の今回の花材は、手に入れる事も難しいもので容易に経験出来るものではありませんが、機会があればぜひ手にして欲しいものです。 触れて、いけて初めていけばなです。見ているだけでは本当の良ささえ解りません。季節折々の花を手にして愉しみたいものです。